雛山に吊るし雛に雛壇と🎎ひな祭りオンパレード
2月も中旬を過ぎ、そろそろ五節句の一つ「雛祭り/桃の節句」が近づいてきました。
他の行事でも言えることですが、時代の流れと共に色々なものが組み合わされて少しづつ様変わりしています。
今回は、そんな雛祭りに欠かせない新旧様々な雛飾りを、昨年の宮崎県西門川町三ヶ瀬集落「ひな山まつり」の会場からご紹介します。
各地では、雛祭りに向けて様々な催し物が開催/計画されているようですが、その中でも私が初めて観たものが「雛山」です。
座敷一角には、水を張り川に見立てたところに、草木・岩・苔などを施し自然の風景を表現していました。
まるで其処だけ異次元のよう
※宮崎県内では他に森林セラピー地区に認定されている綾町でも見る事が出来ます
男雛と女雛お二人のお姿
【新王飾り】
この他にも、3人官女や五人囃子なども並べられた豪華な【3段飾り】【7段飾り】も有りますね。
ズラリと並んでいても、其々に表情やお着物・お道具なども違うので飽きません。
昨年は、ひな壇の飾り方やお人形其々の役割を分かりやすく楽しく説明した動画も載せていますので、興味のある方は其方もどうぞご覧下さい。
hinoatarusakamiti.hatenablog.com
雛飾りには、子供の健やかな成長を願ったり、穢れや厄を払う意味が込められたと云われていますが、現代ではインテリアの一つとして楽しむ方も多いとか?
お人形だけでなく、ハンドメイドの手毬や吊るし雛・タペストリー(壁飾り)も場所を取らずに飾られるので人気のようです。
毎回のことながら、食べる楽しみも欠かせません。
ここにも【白酒】と【雛あられ】が有りました。
これに毎年の事ながら
【ちらし寿司】
【蛤の潮汁/うしおじる】
【菜の花の和え物】
があれば完璧。
でも現代では回転寿司に行く人が多いのかも?
2月19日からは二十四節気「雨水/うすい」に入ります。
地域によっては良縁に恵まれるとして、この時期から雛飾りを出す所もあるそうです。
見えない所で着々と、本格的な春への準備が進んでいるのですね。
🎎デザインが余りにも可愛いので、先日スーパーで買ってしまった雛祭り限定商品。雛あられではなく缶入りゴーフレット。こういうものも今風ですね。
様々なバリエーションで執り行われる国内の季節行事ですが、日本の人々は何かにつけて素敵なもの面白いことを作り出す名人です。
伝統を守る事と同時に、自分に都合の良い解釈で其々が楽しむことも同じ様に大切だなと感じます。
貴方も季節行事を自分なりの過ごし方で楽しんで下さいね♪
本日もご訪問ありがとうございました💝
時節柄お体ご自愛下さいね。
今日も明日も明後日も穏やかに過ごせます様に❧