椿づくし✾パワーを秘めた花だから
巷では自粛要請の延長もあり、とうとう『センバツ』(春の選抜高校野球2020)までもが史上初の中止に。
コロナで始まりコロナで終わる、そんな毎日が続き「コロナ疲れ」なる言葉まで出てきました。
皆さんもお疲れでしょうか?
お互い気をつけましょうね。
三寒四温と言いますが、昨日は何と24度越えの温かさ。
日差しの温かさはすっかり春本番ですが、強風吹くも南寄りの風では無いとのことで【春一番】とはなりませんでした。それにしても風が強い❣
冬から春にかけて咲く「椿/つばき」は、色味の少ない季節には貴重な花の一つです。
厳しい寒さの中でも、艶のある美しい緑の葉を茂らせる姿は古代から【神聖な植物】とされてきました。
今回は、そんな神聖とされる椿/の色々を集めてみました。
冬の間から咲いている椿も、そろそろピークは越えて2~3週間もすれば見納めの時期になるでしょうか?
山茶花ととても似ていて、写真だけでは見分けることが難しいのですが、ハラハラと花弁が舞い散る山茶花とは違い、花一輪そのままの姿でポトリと落ちていきます。
鳥や蝶には蜜を与え、美しい姿で観る者を魅了する椿ですが、様々なものに姿を変えて私達の生活を豊かにしてくれています。
髪に美しい艶を与える椿油(カメリアオイル)は有名ですね。種から作られます。食用油もあるそうですが 身近には見かけません。
強くてしなやか幹は炭や木工品に。
花自体はプリザーブドフラワーやジャムなどに変わり、艶艶の緑の葉は椿もちに利用され、お茶会や神殿のお供えなどに使用されます。
※椿もち=柏餅のように餅菓子を葉で包んだもの
【椿萱並茂/ちんけんへいも】
両親がどちらも健康で暮らしていること
※出典/四字熟語オンライン
神聖な木とされていた椿を父に例え、効能豊かで役に立つ萱草/かんぞう(わすれ草)を母に例えて、それらが並んで共に茂ると書き、この意味を持たせたようです。
長寿を表す言葉に「椿寿/ちんじゅ」というものも有り、此処でも年中綺麗な緑を保つ椿が使われています。
椿と云えば「椿姫」 も有名ですね。
アレクサンドル・デュマ・フィスの小説であり、ジュゼッペ・ヴェルディが手掛けたオペラとして、沢山の方が演じています。
物語としては悲しいものですが、その中での一曲「乾杯の歌」は、つい踊りだしたくなるようなリズミカルな明るい曲です。オペラに関心無い方も一度は何処かで聴いていると思いますよ。
『乾杯の歌』椿姫より🎶
ーYou Tubeさんからー
ホッ❣
お出掛けもままならない日々がもう少し続きそうです。インドアでも楽しめるものを探して、ストレスを溜め込まないことが肝心ですね。
本日もご訪問ありがとうございました💝
今日も明日も明後日も、前向きの明るく穏やかに過ごせますように❧
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