初冬の英国式庭園☫宮崎なんですけど
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ゆっくりと
踏み込んだ足元の
柔らかな返りに
促されながら進む
無造作に
書き込まれた
旋律のように
地と空さえも
からめとる
力強さを秘め
どこまでも続く松林
木漏れ日が誘う
仄かな風
自然美という計算に
時を止めた場所
~花風 咲彩~
初冬のある1日、以前から気になっていた場所【4つの顔を持つ英国式庭園】にお出掛けしてきました。
この日は日差したっぷりの良いお天気でしたが、肌にあたる風はヒンヤリと冷たく、薄手のコートを羽織っていた私には少しだけ冬の始まりを感じることとなりました。
ここは、宮崎市内にあるサッカー場や芝生広場などが整備された、東京ドーム4個分以上の広さを持つ「国際海浜エントラスプラザ」の敷地内にあり、玄関前の駐車場右手の道から松林の中を進んでいくと、中央に象徴となる「4つの表情を持つガーデンハウス」が静かに佇んでいます。
👇アクセスや施設内の詳細は此方から👇
1999年に開催された『グリーン博みやざき'99』の際に、英国のトップガーデンデザイナーである ロビン・ウィリアム氏の設計・監修の元に作られた施設を、20年以上の月日を経ながらも大切に守ってきた自然溢れる癒しスポットとなっています。
《建物の四面とその周辺エリアが其々コンセプトを持ち、違う魅力を与えてくれます。》
「フォーマルガーデン」
冒頭フォトの白壁スタイル。噴水や芝生をあしらえたスッキリした空間になります。庭の入り口にはレンガの柱の藤棚がありました。
「メデゥガーデン」
イギリスのコッツウォルズ地方の自然石仕様の壁面が印象的。
「シーサイドガーデン」
海に面したシンプルな壁面に、ユニオン・ジャック🚩がはためいて、フェンスに這わせた植物がアクセントになっています。
「コテージガーデン」
同敷地内にあるコテージ側のフェイスは、カジュアルなイギリスの雰囲気を感じる様々な工夫がみられます。
ハウス内は、さりげなく小さな国旗や小物なども並び、庭作りやハーブに関する書籍なども揃えた、出入り自由なカフェになっています。
この日はちょうど、宮崎では珍しい暖炉に火が入れられていました。五ヶ瀬スキー場で位しか見たことがないので嬉しいご褒美。笑
ちょっとした軽食や、ハーブティー・本格的な紅茶などが楽しめるということで、ヨークシャーゴールドという紅茶とスコーンのセットを頂きました。癖のない円やかで飲みやすいタイプで、ストレートとミルクを入れてと、たっぷり楽しめる様にポット入りなのも嬉しいところです。
スコーンは美味しかったので、もう一つ食べたかった。笑
楽しみにしていた薔薇の樹が、傷みのために伐採されていたのは残念でした。グリーン博開催当時の様相とは20年以上という年月を経ている為、変わっているところもあるかもしれませんが、巷の煩わしさから離れて、のんびりと静かな時を過ごすのには充分なお勧めの場所でした。
北海道の雪景色を不思議な感じで見ている、まだまだ冬コート要らずの宮崎です。貴方の街は今、どんな景色を魅せているのでしょうか?
今日も明日も明後日も素敵な景色に癒されます様に❧