大雪の朝❃季節を改めて考えながら
2020年も師走に入り早や1週間。
大雪(たいせつ)に入り厳しさを増す寒さと慌ただしくなる年末を前に、今回は11月中旬に訪れたフローランテ宮崎の色鮮やかな花々とガーデンの暖かさをお届けします。
春のガーデンに比べて今までは、秋冬ガーデンは幾分か花数も少ない印象でしたが、今年は20周年アニバーサリーの為か?見応え充分な花々の競演でした。
この場所は、 前回ご紹介した宮崎市内にある「国際海浜エントランスプラザ/英国式庭園」のお隣になります。
隣と言っても何方も敷地面積がかなり広いので、グルリと回らなければなりません 。
hinoatarusakamiti.hatenablog.com
ここフローランテ宮崎からは今までチューリップやハロウィンディスプレイなどの写真を何度か載せていますが、園内は花だけではなく幾つもの見所が点在していて、写真の撮りがいがある撮影スポットとしてお勧めの場所なのです。
入口ゲートになる受付や雑貨店、展示場や軽食のお店などが入った建物を抜けると、中央に芝生を敷き詰めた広場が広がり、その周りを囲むように、花壇や温室にベンチ、庭作りのアイディアを提案するコーナーや象徴的な建物(ガぜゴ)などが並び、植物を楽しんだり、ピクニック気分でお弁当を広げたり、軽い運動がてらにも最適な場所となっています。
この日も青空のもとカメラ片手に歩いていたら、写真の数が結構な枚数になり整理するのが大変でした。(・・;
色とりどりの花メインの写真は、年末年始用に回すことにします。
冬の始まりを表す二十四節気『立冬』から『小雪』そして、冬の深まりを感じる【大雪/たいせつ】へと移行しましたが、私の住む地域では大雪の日など全くありません。当然、雪掻きなどの大変さもニュースなどで見て知るのみ。
雪への憧れを持ちつつ、南国の有り難さも感じる季節となりました。
当ブログでは、季節の移り変わりを動植物の変化で表現する「二十四節気・七十二候」を時折ご紹介しているのですが、昨日テレビで気象庁発表のニュースについて、お話をしている番組がありました。
地球温暖化による【生物現象の変化】により、これまで行っていた「花の開花」や「鳥や虫の初見の時期」などの《生物季節観測》を大幅に縮小していくので、今後は季節表現も変わっていくだろうというものでした。
hinoatarusakamiti.hatenablog.com
確かに、花の咲く時期ひとつとってもズレてきているな?と感じることも多々あり、二十四節気*七十二候についても変化に追いつかない感もありますが、四季の変化や美しさをあらゆる形で楽しむ日本に住む者としては、各地の季節便りでもある《生物季節観測》が減らされていくのは若干の寂しさも感じました。
失われつつある季節感ですが、四季折々の美しさを求める気持ちを保ちつつ、今日も明日も明後日も明るく楽しく元気でお互い過ごせます様に❧
本日もご訪問ありがとうございました💝