『立冬』二十四節気✾early winter もう冬?
※訂正/×山茶花始開⇒◎山茶始開
🌼🌼🌼
身震いと
小春日和の
いき戻り
立つ冬わらい
山茶花咲いて
~花風 咲彩~
「二十四節気✾七十二候」
『立冬/りっとう』
early winter
【 初候💠山 茶 始 開】
つばき はじめて ひらく
【 次候💠地 始 凍】
ち はじめて こおる
【末候💠金 盞 香】
きんせんか さく
※きんせんか(ここではスイセンを指します)
とかく似ている椿と山茶花(さざんか)。
初候の山茶始開は何故だか(つばきはじめてひらく)と読みますが、実際は「山茶花/さざんか」が咲き始める頃になります。
紛らわしいですね!
暑い暑いと言っていたはずなのに、とうとう暦の上では冬に。
縦に長い日本列島では、すっかり冬の装いの所もあれば秋たけなわの所もあり、何時ものことですが季節の楽しみが何倍にも増えた感じがします。
こうして少しづつ季節は移ろいでいくから、体はついていけるのでしょうね。
移ろいと言えば秋の代表花の一つ「菊」。
この時期、霜にやられて花片の周りが損傷を受け、紫に変色してしまうのですが、それを敢えて【移ろい菊】と呼び美しいと評した、平安朝貴族からの言葉があります。
粋ですね~。
こういう日本語の繊細さ、とても好きです。
✾✾✾
南下する
紅葉便り
雪便り
抵抗するよに
昼のどかなり
~花風 咲彩~
不思議と2輪こうして並んで咲いている姿をよく見かけます。薔薇に限らずですが何だか面白いですね。
冬の諺≪ことわざ≫に【柳に雪折れ無し】というものがあります。
しなやかな柳の枝は雪の重みにも耐えることから、柔軟なものは剛堅なものより、かえって強かったりするという例え。
同じような意味合いで「レジリエンス」という言葉もあります。
日々、様々な人々や出来事に囲まれている私達。
何か問題が起こった場合、真っ向から立ち向かう勇気や強さも必要ですが時にはしなやかに「かわす」ことも覚えられたら、もう少し楽に生きられるかもしれませんね。
さて季節の端境期。
体と共に心も鍛えて、今日も明日も明後日も、向かう冬に負けないように明るく楽しく過ごせます様に❧