霜降/Frost ✾二十四節気✾晩秋の彩を深めて
「二十四節気✾七十二候」
『霜降/そうこう』
【初候✾霜始降】
しも はじめて ふる
【次候✾霎時施】
こさめ とこどき ふる
【末候✾楓蔦黄】
もみじ つた きばむ
❁❁❁
一枚一枚と
丁寧にページを
捲っても
飛ばし読みしながら
進んでも
今日読んだ物語
流した涙の量も
笑い転げた時間も
何を得たかも
分からぬままに
明日には
曖昧な記憶に代わる
何をしても
不確かで
何を選んでも
危ういけれど
それでも今確かに
「生きている」から
朝は来て
昼は来て
夜も来る
そんな単純さが
意外にも
幸せの種
なのかもしれない
~花風 咲彩~
北から冬支度の情報も届く中、暦も23日から『霜降/そうこう』に。
朝方の冷えた空気の中、地面や草木の上を霜が雪のように薄く白く降って見える頃。
とはいえ、日中は暖かい日も多く、小雨が降ったり止んだりを繰り返しながら少しずつ秋を深めていきます。
こんなところから「女心と秋の空」という言葉が出来たのでしょうか?
木の葉は来るべき寒さに耐える準備の為、赤や黄色に色づき始め、美しい紅葉の始まりです。
この時期(約二週間)を過ぎれば、いよいよ暦の上では『立冬』になります。
自然の中では着実に季節は進んでいるのでしょうが、私自身はまだ秋桜も観られていませんし、北国の方とは違い、そんなに早く冬に向かっている実感は余りありません。
日々の営みに追われていては、せっかくの美しい秋を味わう間もなく冬になってしまいますね。
皆さんは美しい秋を満喫できているでしょうか?
たまには立ち止まり見回して、深呼吸しながら身近な秋から楽しみましょう。
肌を纏うように金木犀の香りがようやく此方にも届いて来ました。
薔薇の色香も深くなり、夕暮れの空はグラデーション。
水面に揺れるのんびりカモちゃんもそろそろ来るかな?
甘さと優しさも、切なさと冷たさも、ためらいがちな曖昧さも、何処にいても感じられるそんな秋。
だから私は秋が好きなのです💖
≪なんちゃって。*^^*あはっ。
今日も明日も明後日も彩り豊かで素敵な秋を感じられます様に❧
本日もご訪問ありがとうございました💖